新しい爽健美茶は、ごはんに合う味の「五穀」
コカ・コーラの「爽健美茶」に、赤いパッケージの新商品が加わった。大麦、玄米、大豆、あわ、きびを焙煎したブレンド茶で、コンセプトは「ごはんに合う味」。
コカ・コーラシステムは8月19日、「爽健美茶 五穀」の発表会を行った。爽健美茶 五穀は、18日から発売したブレンド茶の新製品。
従来の「爽健美茶」が緑色のパッケージだったのに対し、爽健美茶 五穀はほぼ同デザインで深い赤色のパッケージ。味の特徴は、大麦、玄米、大豆、あわ、きびの5種類の穀物をブレンド・焙煎していること。実際に飲んでみると、麦茶やほうじ茶に似た香ばしい味がする。
「従来の爽健美茶は多様なシーンで飲んでいただいていましたが、爽健美茶 五穀では食事、特に“ごはん(米)に合うお茶”を意識して、より香ばしい味づくりをしています。後味がすっきり、ごはんの味を引き立てるお茶に仕上げています」(日本コカ・コーラマーケティング本部ティーカテゴリー爽健美茶TM/ティーポートフォリオグループマネジャー、中村愛子さん)
これまで同社では、従来の爽健美茶に加え、季節ごとに期間限定製品を販売していた。しかし新製品の爽健美茶 五穀は通年販売商品として、280ミリリットル、500ミリリットル、2リットルの3種類で展開する。「期間限定商品だと、大型(2リットル)ペットボトルがないんです」(同上)
爽健美茶は1995年に発売されたペットボトル茶のロングセラー。登場以来、ブレンド茶ではシェア1位を続けており、コカ・コーラシステムの柱となる製品だ。同社では、爽健美茶 五穀を通常製品のラインアップに加えることで、ブランド全体の勢力拡大を目指す。
おにぎりに合うお茶
発表会には、20日から放映するCMに出演しているモデルの杏さん(参照記事)と佐々木希さんが登場した。杏さんは海外に行くときはペットボトルに米を詰めて持っていくほど米好き、佐々木希さんは米どころ秋田県の出身、という説明。
商品のコンセプトが「ごはんに合うお茶」ということで、2人が「爽健美茶 五穀」に合うオリジナルおにぎりを考え、発表会の壇上で実際にそのおにぎりを作る、という進行だった。
杏さんは、一番好きな“塩おにぎり”をベースにアレンジした「もちきびとごまのおにぎり」を、佐々木希さんはたくさんの具を混ぜ込んだ「ベーコンの5色おにぎり」を作り、交換して味見をしていた。
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