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吉野家が全店でWAONを導入
吉野家は2009年春から、イオングループが運営する電子マネー「WAON」を導入する。吉野家で電子マネーを200円利用するごとに、1ポイントが付与される。
吉野家とイオンは9月19日、全国の吉野家で2009年春から電子マネー「WAON」を導入すると発表した。2011年度中には、全国の吉野家約1000店でWAONが利用できるようになる。
吉野家でWAONで支払いをすると、200円で1WAONポイントが付与される。また、「JMB WAON」や「イオンJMBカード」などのクレジットカードで支払いをした場合、200円で1マイルが付与される。
WAONはイオンが運営するFeliCa電子マネーで、カード※とおサイフケータイで利用できる。2007年4月にイオン、ジャスコ、マックスバリュなどの同社系列スーパーでスタートし(参照記事)、コンビニエンスストアのミニストップでも利用できるようになった(参照記事)。WAONが利用できる店舗数は、全国で約2万6000店舗(8月末数字)あり、8月1日〜31日の1回あたりの平均利用額は約1600円となっている。
※WAON単機能のカードのほか、イオンクレジットサービスが発行するクレジットカードや、イオン銀行のクレジットカードにも搭載されている。
なお吉野家とイオンの両社は今後、提携カード「吉野家WAONカード」(仮称)の発行も検討する。
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