検索
調査リポート

20代男性は節約志向? 料理をするきっかけ&理由(1/2 ページ)

マクロミルの調査によると、約5割の男性は「週に1回以上」料理をしているが、その理由は何だろうか。マクロミルの調査によると、「妻や家族、恋人を喜ばせたいから」「料理をすることが好きだから」。ただ20代男性は「節約になるから」が、ほかの年代よりも割合が高かった。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

 「もはや料理をする男性は当たり前!?」――。年に数回という人を含め、男性の84%が「料理をしている」※ことが、マクロミルの調べで分かった。そのうち「ほぼ毎日」料理をする人は10%、「週に4〜5日程度」が17%、「週に1日程度」が16%と、週に1回以上料理する人は49%。共働きの家庭では「週に1回以上」料理する男性が50%に対し、専業主婦の場合は32%。また1人暮らしの男性は、「週に1回以上」が79%に達した。

※「米を炊く」「パンを焼く」のみではなく、「調理する」ことを指す。

 どのようなときに料理をするのか? との質問には「日常的に行っている」が39%で最も多く、次いで「家族やパートナーの調子が悪いとき」(37%)、「趣味として作りたくなったとき」(36%)など。男性にとって料理をすることは特別なことではなく、日常茶飯事のこととして作っている人が多いようだ。

 また料理を始めたきっかけを聞いたところ、「お金の節約を意識して」が36%でトップ、以下「趣味の1つにしたくて」(33%)、「家事への参加を考えて」(29%)、「家にいる機会が増えたため」(19%)、「健康を意識して」(17%)と続いた。年代別に見ると、20代の46%が「お金の節約を意識して」料理を始めたと回答。同社の調査によると「20代は“貯蓄志向”」という結果が出ていたことから、若い人は上手に節約して貯蓄している傾向があるようだ。

 インターネットによる調査で、全国20〜59歳の男性516人が回答した。調査期間は10月17日から10月18日まで。


料理を始めたきっかけ(クリックしてすべてを表示、出典:マクロミル)

料理をする理由も“節約”

 「料理をする」と回答した男性に、その理由を聞いたところ「妻や家族、恋人を喜ばせたいから」が35%でトップ。以下「料理をすることが好きだから」(34%)、「節約になるから」(32%)、「自分で作った方がおいしいから」(23%)、「外食に比べ健康的だから」(22%)という結果に。年代別で見ると、20代の47%が「節約になるから」と、ほかの年代よりも高い割合だった。


料理をする理由(クリックしてすべてを表示、出典:マクロミル)

 料理に対する考え方を尋ねたところ、「料理は男性でもできた方がいい」が89%、「料理をすることが好きだ」(64%)、「料理できる男はカッコイイ」(59%)が、それぞれ「そう思う+どちらかといえばそう思う」と回答しており、料理をポジティブにとらえている男性が多いようだ。

 ちなみに女性(20〜59歳の312人)に「料理は男性もできた方がいいか?」と聞いたところ、「そう思う」と答えたのは95%。また「料理ができる男はカッコイイについても、「そう思う」が87%と、「女性から見ても男性の料理は好感度が高い」(マクロミル)としている。男女とも若い人ほど「料理ができる男はカッコイイ」と思う人が多く、20代男性で78%、女性では92%が「そう思う」と答えた。


料理に対する考え方(クリックしてすべてを表示、出典:マクロミル)

料理ができる男はカッコイイ(クリックしてすべてを表示、出典:マクロミル)
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る