「最近ゲームをしていなかった人にもプレイしてほしい」――ドラクエIXの発売日は3月28日に
スクウェア・エニックスは、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』を2009年3月28日に発売することを発表した。価格は5980円(税込)。また同時にドラゴンクエストX』の開発を任天堂のWiiで進めていることも明かした。
スクウェア・エニックスは12月10日、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』を2009年3月28日に発売することを発表した。価格は5980円(税込)。同タイトルは1986年に第1作が発売されたドラゴンクエストシリーズの最新作で、シリーズ全体の出荷数は4700万本に達している(2008年9月現在)。
『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』では、自分自身が主人公となって壮大な世界を冒険できるだけでなく、ニンテンドーDSの通信機能を生かしてほかの人とも一緒に冒険できるという。
スクウェア・エニックスの和田洋一社長は、「昔、ゲームをやっていたが最近は時間がなくてやっていない人、またポケモンしかやったことがないという子どもたちにも触れてほしい。(通信に抵抗感がある人でも)ドラクエで練習すれば、100年前から触っていたかのように慣れることができる」とコメントした。
『ドラゴンクエストX』の開発はWiiで
また記者会見では同時に、『ドラゴンクエストX』の開発を任天堂のWiiで進めていることを発表。これまでドラゴンクエストシリーズ(リメイク版除く)は、I〜IVは任天堂のファミリーコンピュータ、V〜VIは任天堂のスーパーファミコン、VIIはSCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)のプレイステーション、VIIIはSCEのプレイステーション2で発売されていた。
ゲストとして登場した任天堂の岩田聡社長は、「ニンテンドーDSの販売が2008年前半は不調だったが※、2009年3月のドラゴンクエスト発売に向けて、勢いを取り戻したい」と宣言した。
そして、岩田社長は『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』ではスクウェア・エニックスとともに次の2つの目標を実現したいと語った。
「現在、欧米のゲーム市場では、ニンテンドーDSが日本の2倍、Wiiは日本の4倍販売しているなど、活況をていしている。欧米の市場に負けないように、ドラゴンクエストで日本のゲーム市場を活気付けていきたい。
そしてもう1つは、ドラゴンクエストを海外で普及するために、(スクウェア・エニックスと)しっかりタッグを組んでいきたい。日本のゲーム文化を代表するドラゴンクエストの魅力を知る人を世界に1人でも多く増やしたい」(岩田社長)
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