ネットオークションを利用する人は、どのネットバンキングを利用しているのだろうか。最も多かったのは「イーバンク銀行」で54.3%、次いで「ジャパンネット銀行」(45.7%)、「住信SBIネット銀行」(7.4%)、「ソニー銀行」(6.5%)であることが、アイシェアの調査で分かった。ネットオークション利用時に「イーバンク銀行」または「ジャパンネット銀行」を利用しているのは全体の86.5%で、多くのオークション参加者がどちらかの銀行を利用しているようだ。
またネットオークション以外の目的では、どこのネットバンキングを利用しているのだろうか。普段、ネットバンキングを利用している人(47.1%)に聞いたところ、こちらも1位は「イーバンク銀行」(54.4%)、次いで「ジャパンネット銀行」(32.1%)という結果となった。ただ、ネットオークションでは6.5%しか利用されていなかった「ソニー銀行」(11.8%)が、3位にランクインした。
ネットオークションを利用(頻繁+たまに利用)しているという人は63.5%、年代別で見ると、経験者は20代に比べ30代の方が17ポイントほど多かった。またネットオークションを利用するとき、ネットバンキングを利用しているかと聞いたところ、59.4%の人が「利用している」と回答。年代や性別による大きな差は見られなかった。
インターネットによる調査で、20代と30代の男女609人(男性56.2%、女性43.8%)が回答した。調査期間は11月28日から12月1日まで。
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