コンパニオンアニマルとも言われるようになったペット。犬と並んで人気なのが猫だが、どんな名前を付けて飼っているのだろうか。
アイリスオーヤマの調査によると、猫の名前に最も多かったのは「モモ」。以下、「クロ」、「ハナ」、「ミュウ」、「ナナ」が続いた。前年調査で1位だった「クロ」を押さえ、前年2位の「モモ」が1位となった。
また、4位の「ミュウ」は前年23位から大きくランクアップ。「鳴き声が『ミュウミュウ』だったから、『ポケモンのミュウ』からが名前の由来としては多いのですが、実は自分の名前や友達の名前から『ミュウ』と名付けたというケースもあります」(アイリスオーヤマ)
性別に見るとどうなのだろうか。オス猫に最も多かった名前は「クロ」。以下、「レオ」、「タマ」、「シロ」、「コタロウ」、「マロン」が続いた。2位の「レオ」には「『ジャングル大帝レオ』、『西武ライオンズのファン』、『レオナルド・ディカプリオのファン』という由来があります」(アイリスオーヤマ)
一方、メス猫で最も多かった名前は「モモ」。以下、「ナナ」、「ハナ」、「ミュウ」、「サクラ」、「リン」が続いた。「ナナ」は、「家に来た日が7月や7日、マンガの主人公の名前から、ラッキーセブンの7で幸せになってほしいから、などが理由で名付けられています」(アイリスオーヤマ)。
珍しい名前には「ランディ」(「『神様・仏様・バース様』のランディ・バースが名前の由来です。バースだと愛称が『バーちゃん』になって、何だかカワイそうなので」)、「コジロウ」(「知り合いの猫が武蔵という名前だったので」)、「ワンタ」(「猫っぽくない名前にしようと思ってつけました」)、「ツル」(「先輩ペットに亀の「かめきちろう」がいたことと、野良猫だったのを家に入れたので「鶴の恩返し」を狙ってつけました」)などがあった。
インターネットでの調査で、対象は2393匹。調査期間は2008年10月17日から11月30日。
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