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円安、マイナス金利を考えて、“堅実なFX”を実行中:FX好きを探せ(2/2 ページ)
FXに対しばくち的なイメージを持つ人は多い。しかし今回紹介するI.Oさんは、レバレッジを上げずに地道にFXを続けているという。その取引スタイルとは?
――どのようなチャートを使われていますか?
私は相場の行き先をキャッチするために、「MACD」(マックディー)というチャートを使っています。これはMACDのラインがシグナルというラインを下から上に抜けたら「買い」、上から下に抜けたら「売り」というサインです。
MACDは上昇あるいは下降というトレンドがしっかり形成されてからサインを出すチャートなので、早とちりして失敗する可能性があります。また相場がどちらに動くわけでもなくモジモジした感じのとき(ボックス相場)はサインが不明確な場合があります。
ですからMACDだけでなくほかのチャートも合わせて見るようにしています。例えばRSIというチャートがあります。これは相場の転換点を見るためのチャートで、その通貨が買われ過ぎているか、売られ過ぎているかを見ることができます。チャートの図で75%以上に入ったら買われ過ぎ、つまり「そろそろ下がるかな」と予測できます。逆に25%以下に入ったら売られ過ぎで、「そろそろ上がるかな」といった具合に、相場動きを逆読みできます。
こんなふうにFXにはまっていますが、レバレッジを上げずに地道にやりたいと思っています。もちろんチャートは万能ではないので逆の方向に動いてしまった場合のため損切りラインはしっかり守るようにしています。私の場合、ポンド/円の取引で3円、自分が思った方と逆に動いたら損切りしています。
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