日本経済新聞社と日本経済新聞デジタルメディアは4月1日、有料の投資情報サービス「日経ヴェリタス マーケット online」を開始する。同サービスは個人投資家を対象に個別企業ごとの業績展望のほか、市況コラム、財務データなどを提供。料金は月額2100円(6カ月割引料金は9450円)、日経ヴェリタスの読者であれば4月末まで無料とし、5月以降からは1050円。予約申し込みの受付は3月15日から開始した。
サービス内容は個別企業だけではなく、日経QUICK社によるプロ向けの解説記事「NY株ハイライト」や市況関連コラムなども毎日更新していく。また5種類250銘柄まで目的別に分類できる「銘柄フォルダ」などのツールも利用できる。「市場が不安定さを増す今、ニュース速報だけでは分からないより深い情報をタイムリーに『実況中継』し、資産運用を真剣に考える個人投資家を支援していきたい」(日本経済新聞デジタルメディア)としている。
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