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注文住宅VS.建売住宅はどちらが幸せ?――住空間の満足度で比較する3-6.住まいの選択、完全理解!(1/3 ページ)

同じ一戸建てでも「注文住宅」と「建売住宅」では施主の家作りへの関わり方が段違い。当然、深く関わる注文住宅の方が住空間の満足度は高いのが普通です。でも、その分だけ失敗した時の不満が大きくなるのも事実。建売住宅の方が満足度で勝る場合もあるのです。

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HOME'S

「住まいの選択、完全理解!」とは?

人の暮らしに欠かせない「衣食住」の中の1つ、「住まい」。人のライフスタイルが様々になったように、住居形態や住み方にもたくさんの選択肢が増えました。でも、あなたは自分に本当に合う住居スタイルをすぐにイメージできますか?  本連載では、住まい選びをする際のお手伝いとなるポイントをまとめていきます。

※本記事はHOME'S CLUBが執筆しています。本記事のテーマに関連するさまざまな調査結果や、住まいにまつわる一般の声についてはHOME'S CLUBの「住まいの選択、完全理解!」で読むことができます。


 注文住宅も色々あります。一般によく見られるのは工務店やハウスメーカーに依頼するケース。モデルプランがあって、そこからアレンジするセミオーダー的な注文住宅です。もう1つは建築家に依頼する完全な注文住宅。建築家との相性もありますが、予算やニーズに合わせてより満足度の高い住まいを実現できる可能性があります。最近はハウスメーカーでも、こうした完全注文設計に対応する企業が増えています。

 建築家に依頼する注文住宅は多くの場合、始めに土地ありきです。注文住宅を建てた人の直前の住宅の処分方法を聞いてみると、「取り壊して現在の住宅に建て替えた」というのが一番多くなっています。すでに周囲を住宅に囲まれている状況の中で設計しなくてはならず、その分だけ難しさがあります。このように土地の条件に色々な制限がある場合、既成のプランを当てはめようとしても、満足度の高い住空間は実現できません。そこで注文住宅の出番がやってくるというわけです。

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