4月から1人暮らしを始める新社会人――新居に持っていくのはテレビ? PC?
4月から1人暮らしを始める新社会人は、住まいについてどのような意識を持っているのだろうか? 「PCが接続できる快適なネット環境」を求める人が多く、通信環境は住まいの重要な要素であることが分かった。ネクストと毎日コミュニケーションズ調べ。
4月から1人暮らしを始める新社会人も多いだろうが、新居にはどのようなものを持参しているのだろうか?
新居に持っていく家電やゲームを聞いたところ、95.3%の人が「PC」と回答していることが、ネクストと毎日コミュニケーションズの調査で分かった。その一方、「テレビを持っていかない」(55.8%)は半数を超えていることから、1人暮らしを始める新社会人にとってテレビよりもPCの方が必須アイテムとなっているようだ。
住まいについての意識を聞いたところ「住まいにお金をかけるよりも家賃はなるべく安く抑えたい」と回答した人は54.4%。また「通勤時間が短いことを優先して住まいを選びたい」(50.4%)という意識が「休日を充実して過ごせるにぎやかな街に住みたい」(25.8%)を倍近く上回った。
また、全体の88.9%は「高速ネット回線や無線LANなど、通信環境は住まいの重要な要素」と回答していることから、新社会人にとって「ネット環境が充実した部屋」は欠かせられないようだ。
インターネットによる調査で、2009年4月から社会人となる男女927人が回答した。調査期間は1月23日から3月4日まで。
家賃補助の平均金額は3万2800円
就職を機に1人暮らしを始めるという新社会人はどのくらいいるのだろうか? 全体の15.9%は就職を機に1人暮らしを始めると回答したが、この数字はネクストと毎日コミュニケーションズが実施してきた調査結果の中で最低の割合。昨年の調査と比較すると10.7ポイントも減少していることが分かった。
また会社から家賃補助があるという人はどのくらいいるのだろうか? 「家賃補助がある」と回答した人は52.4%。そのうち家賃補助の金額は「3万円〜5万円」という人が最も多く、以下「2万円台」「1万円台」「5万円以上」と続いた。家賃補助の平均金額は3万2800円だった。
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