米General Motors(GM)と電動スクーターの米Segwayは4月7日、共同開発した小型電気自動車のプロトタイプを披露した。
このプロトタイプは「Project P.U.M.A.(Personal Urban Mobility and Accessibility)」というプロジェクトの下で開発された電動の2輪2シーター。「都市を迅速に、安全に、静かに、クリーンに、従来よりも低コストで走り回る」ことができるという。
P.U.M.A.プロジェクトでは環境問題などに配慮し、電気駆動装置とバッテリー、動的安定化(2輪バランス調整)、電力による加速・ハンドル操作・ブレーキ、車両間通信、自律運転・駐車などの技術を採用。これにより、エネルギー効率向上やゼロエミッション、安全性の強化などが可能になるとしている。
今回披露したプロトタイプはリチウムイオンバッテリー、デジタルスマート電力管理、2輪バランス調整、デュアル電導ホイールモーター、車外でも使えるドック接続型の車載端末を備える。スピードは最高で時速35マイル(56キロ)。1回の充電で最高35マイル(56キロ)走ることができ、充電コストは60セント程度の見込み。
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