3分で分かる、シャツ・ネクタイ・靴の身だしなみ(1/2 ページ)
ビジネスシーンにおいて、どのような身だしなみをすればいいのだろうか? 前回スーツの定番は「ブリティッシュタイプの3つボタン、色は濃紺かダークグレー、柄は無地」などをオススメした。今回はスーツに合わせたシャツ、ネクタイのほか、靴の選び方などを紹介する。
オシャレなスーツを着ているのに「シャツは適当に選んで買っている」というビジネスパーソンも多いのでは。シャツはスーツとの調和に欠かせないアイテムなので、気を抜いてはいけない。本記事ではシャツだけではなく、ネクタイ、靴の選び方などを紹介しよう。
シャツの着こなし法
大切な商談を行う席で、自分の体型に合っていないブカブカのシャツを着ているようではダメ。大きいシャツを着ていることで、スーツ本来のシルエットを損なうことにもなるので、注意する必要があるだろう。
ひとことで「シャツ」と言っても、生地、色、柄、カフス、ボタンなど、さまざまな要素でできている。そこでイメージコンサルティングサロン ユミの福島由美さんに、ものすごく簡単なシャツの着こなし法を聞いた。
「ビジネスシーンでスーツに合わせるのは、基本的にホワイトが良いでしょう。次に着ることが多いのはブルー系だと思いますが、淡いベージュなどのスーツと合わせれば無難。またピンクは明るい雰囲気が出ますが、ビジネスシーンによってはNGかもしれませんので、注意が必要です」という。
また「シャツは襟で決まる」とも言われるが、どのような襟のシャツを着こなせばいいのだろうか。
「襟の開きが鋭角になっているレギュラータイプ(襟の開きが75度〜90度)は古いイメージがあるので避けた方がいいでしょう。今はレギュラーとスタンダードワイドの中間に位置する、セミワイドのシャツが流行っています。なのでセミワイドシャツを着こなしてみてはいかがでしょうか」とアドバイスしてくれた。
ネクタイはブルーのストライプ
スーツをうまく着こなすためには、シャツだけでは足りない。ネクタイをシャツに巻きつけてこそ、身なりは引き締まってくるものだ。スーツを着こなす上でポイントになるのは、「柄」と「無地」の組み合わせ。一般的に「1柄2無地」と言われていて、例えばスーツがストライプであれば、シャツとネクタイは無地といったパターンだ。もちろん「2柄1無地」も考えられるが、ここでは無難に着こなせるコーディネートを紹介しよう。
「ビジネスシーンにおいて、ダークブルー(濃紺)にホワイトのシャツを着ていれば、ブルーのストライプのネクタイが無難でしょう。ドット柄も悪くはないのですが、色によっては“軽い”感じがします。またドットは大きめのものではなく、小さい方が清潔なイメージを与えるでしょう。色についてですが、あまり赤色系はオススメしていません。人によっては赤色を“攻撃的”に受け止めることがあるので、無難に着こなすのであれば、やはりブルーのストライプでしょう」
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