気持ちを盛り上げたり、リフレッシュさせたりできる音楽。どのように利用している人が多いのだろうか。
C-NEWS編集部の調査によると、「1年前の同時期と比べて、あなたが音楽を聴く時間はどのように変わりましたか?」と尋ねたところ、「増えた」が20%、「変わらない」が68%、「減った」が13%だった。10代では「増えた」(42%)の比率が「減った」(5%)の比率を大きく上回っているが、30代以上では「減った」の比率が「増えた」の比率を上回っている。
どんな時に音楽を聴くのだろうか。「あなたが音楽を聴きたくなるのはどのような時ですか?」と聞くと、トップは「ゆったりしたい時」で43%。以下、「気分をリフレッシュしたい時」(39%)、「のんびりした気分になりたい時」(38%)、「楽しい時」(37%)、「テンションを上げたい時」(36%)が続いた。
年代別に見ると、10代と20代のトップは「テンションを上げたい時」、30代のトップは「気分をリフレッシュしたい時」、40代と50歳以上のトップは「ゆったりしたい時」と違いがあった。
音楽にかける費用はどのくらいなのだろうか。「音楽CD・DVDの購入やレンタル、楽曲のダウンロード、ライブやコンサートのチケット代など、最近1年間に音楽鑑賞のためにかけた費用は?」と質問すると、最も多かったのは「3000円未満」で34%。以下、「5000円〜1万円」(16%)、「1万円〜2万円未満」(15%)、「3000円〜5000円未満」(12%)、「2万円〜3万円未満」(9%)が続いた。
平均金額は1万5728円。年代別に見ると、10代は1万5490円、20代は1万7958円、30代は1万8073円、40代は1万5970円、50歳以上は1万1148円と、30代が最も多く、50歳以上が最も少なかった。男女別では、男性1万5955円、女性1万5500円とほとんど違いはなかった。
インターネットによる調査で、対象は15歳以上の男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は7月3日から5日。
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