あなたの目前の夢は? 20歳の63%は「就職すること」
20歳の人にとって、目前の夢は何だろうか? 最も多かったのは「就職すること」で6割を超えた。長引く不況や卒業を控える中で、「就職」を夢と考える人が多いようだ。ビザ・ワールドワイド調べ。
20歳の人にとって、目前の夢は何だろうか? ビザ・ワールドワイドの調査によると、最も多かったのは「就職すること」(63%)、次いで「海外での経験/体験」(10%)、「社会貢献」(4%)であることが分かった。「卒業を控える人が多数いる20歳にとって『就職』というのは、目前にある夢であるとともに『なりたい自分、やりたいことを達成する』ための第一歩と言えるかもしれない」(ビザ・ワールドワイド)
「就職すること」と答えた人に、就職における重要なことを聞いたところ「就きたい職種に就く」(90%)と考えている人が断トツ。このほか「入りたい会社に入る」と答えた人は、わずか8%だった。
インターネットによる調査で、20歳の男女300人が回答した。調査期間は5月29日から6月2日まで。
素敵な夢をかなえた人
素敵な夢をかなえた人は誰だと考えているのだろうか。最も多かったのは家族や友人、知人など「身近な人」で26%、次いで「スポーツ選手」(25%)、「アーティスト・クリエーター」(12%)、「タレント、芸人、俳優」(9%)という結果に。「身近な人」と回答した人に、かなえた夢の内容を聞いたところ「就きたい仕事」「海外留学」「幸せな生活」などが多かった。
「親や友人などから『達成感』や『充実感』を聞いたりし、身近な人を『ロールモデル化』している。また『自分は将来どうなりたいか』『自分だったらどうするのか』と自分に落とし込んで、自身の将来像を描いているのかもしれない」(ビザ・ワールドワイド)
関連記事
- 昭和50年代生まれの男性が懐かしく感じるものは?
社会人となり、活躍する人も増えている昭和50年代生まれ。昭和50年代生まれの男性が少年時代に好きだったマンガや、見ていたテレビ番組は何なのだろうか。ライフネット生命保険調べ。 - 会社を辞めたい……そう感じる人が多い業種
会社の社員であることに「誇りを感じている」人はどの業種が多いのだろうか。ネットマイルの調べによると、「電力・ガス・水道」や「専門コンサルタント系」で働く人が目立った。一方で「誇りを感じられない」と感じる人が多い業種は……? - 辞めたくなくなる職場の作り方
「働く人が自由に転職できる社会環境」は歓迎ですが、「安易に転職してしまう風潮」は大いに問題。労使双方にとってデメリットであり、何とかして防がなくてはなりません。その時に大切なのは「辞めたくなくなる職場」にすることです。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.