つい目がいってしまう折り込みチラシといえば? 自宅で新聞を定期購読している人に聞いたところ、「『半額』という文字がある」(66.8%)が最も多いことが、朝日大学マーケティング研究所の調査で分かった。次いで「『大処分』『売り尽くし』という文字がある」(56.2%)、「文字が大きい」(53.6%)、「『50%OFF』という文字がある」(51.0%)という結果に。
年代別に上位3位を見ると、20代では2位に「フルカラー」が挙がり、「『大処分』『売り尽くし』」は3位だった。30代では1位に「半額」、3位に「50%OFF」と同じ意味の言葉がランクイン。
どのような折り込みチラシを見ている人が多いのだろうか? 最も多かったのは「食料品」で92.8%、次いで「生活雑貨、日用品」(85.6%)、「家電、電化製品」(60.1%)、「洋服、アパレル」(57.5%)だった。
年代別に上位3位を見ると、20代では「食料品」と「洋服、アパレル」が1位、「生活雑貨、日用品」が3位に。30代〜40代では3位に「ファストフード」がランクイン。また未既婚別に見ると、未婚者の3位に「洋服、アパレル」が入っていた。この結果について「未婚の若い年代は自分の服に、小さい子どものいる年代はファストフードに興味を持って折り込みチラシを見ている、といった傾向がうかがえた」(朝日大学マーケティング研究所)
インターネットによる調査で、首都圏在住の20歳〜69歳の女性401人が回答した。調査期間は4月17日から4月22日まで。
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