調査リポート
今年の新成人に聞く、自分はこんなタイプの人間(2/2 ページ)
2010年1月に成人式を迎える人たちは、どのような仕事観を持っているのだろうか。「お金を稼ぐこと」と回答する人が最も多く、次いで「生活の糧」「経済的な自立のため」と、現実的な答えが上位に並んだ。
新成人の仕事観
新成人は仕事のことについて、どのように考えているのだろうか。仕事観について聞いたところ、「仕事だけの人生は嫌だ」(59.5%)がトップ、過去6年間連続で1位となったが、2005年の87.4%に比べると大きく数字は下がっている。「仕事もプライベートも充実させたい」と思いつつ、現実の厳しさを思うとそうも言っていられない、ということだろうか。オーネットでは「彼らのマイペース志向が表れた結果」としている。また「年功制よりも能力主義に徹したほうがいい」(21.1%)という考えも、6年間で最低値となった。「仕事に燃えている人は素敵だと思う」(46.1%)と「仕事は責任が重くても、すべて任されるほうがいい」(10.5%)も6年間で最低の数字となった。「2010年の新成人は競争や努力といったことに関心がないように見受けられる」(同)
あなたにとって仕事とは? この質問に対し、最も多かったのは「お金を稼ぐ/得る/貯めるためのもの」(85.4%)だった。次いで「生活の糧/生きるための手段」(72.1%)、「経済的な自立のため」(61.3%)、「家庭/家族を支えるためのもの」(59.1%)と、現実的な答えが上位に並んだ。
関連記事
- 大学生が働いてみたい業界――女性は「放送・出版・新聞」、男性は?
現在、就職活動をしている大学生はどのくらいいるのだろうか? C-NEWS編集部の調査によると、大学3年生の46%は「応募や面接などの行動を起こしている」と回答、また大学2年生の21%は「情報収集を始めている」と答えた。 - 今の気分を例えると「23時〜24時」……なぜ新成人は深夜と答えるのか?
- 「あのとき勉強しておけばよかった」……反省する時期はいつ?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.