mixiアプリのサンシャイン牧場が400万人以上の利用者を集めるなど、人気のソーシャルゲーム※。どのくらいの人が遊んでいるのだろうか。
※ソーシャルゲーム……SNSなどのコミュニティを基盤とし、ユーザー同士のつながりや交流関係を機能に生かしたWebアプリケーションゲーム。
アイシェアの調査によると、mixiやGREE、モバゲータウンなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のアカウントを持っている人に「各SNSで提供されているソーシャルゲームで遊んだことはありますか?」と尋ねたところ、「ある」は47.0%。男女別に見ると、「ある」の比率は男性(40.8%)より女性(51.9%)の方が高かった。
ユーザー同士で何らかの関わりを持ちながら遊べるのがソーシャルゲームの特徴だが、ソーシャルゲームで遊んだことがある人に「ソーシャルゲームでは、1人で遊べるタイプと、仲間同士で協力して遊べるタイプ、どちらで遊ぶのが楽しいですか?」と聞くと、「1人で遊べるタイプ」は54.1%、「協力して遊べるタイプ」は15.3%、「どちらも同じくらい楽しい」は30.6%だった。男女別に見ると、「1人で遊べるタイプ」の比率は男性(38.1%)より女性(63.8%)の方が20ポイント以上も高かった。
ソーシャルゲームで遊んだことがある人に「最もよく遊ぶソーシャルゲームのジャンルは?」と尋ねると、トップは「育成」で67.6%と断トツ。以下、「クイズ」(8.1%)、「RPG」(7.2%)、「シューティング」(4.5%)、「テーブルゲーム」(4.5%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は20代〜40代の男女560人(うちSNSのアカウントを持っている人は236人)。調査期間は2009年12月24日から2010年1月5日。
関連記事
- なぜ私たちは“仮想”アイテムを買うのか?――ソーシャルゲームのビジネスモデル
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で友人などと一緒に簡単なゲームをプレイする「ソーシャルゲーム」が流行っている。SNS上に形成されているコミュニティを活用したゲームなのだが、既存のオンラインゲームのビジネスモデルとの違いはどこにあるのだろうか。 - 1カ月で130万ユーザー 中国発のmixiアプリ「サンシャイン牧場」人気
中国発のmixiアプリ「サンシャイン牧場」が、1カ月で130万ユーザーを突破した。「会社でもついプレイしてしまう」と、“中毒症状”を訴えるユーザーも。 - 「mixi始まって以来、最大の変化」――笠原社長に聞く「mixiアプリ」
mixiアプリは、「mixi始まって以来一番大きな変化」と笠原社長は期待する。現在、一番人気は「はちゅねミク」のネギ振りアプリだが、長くヒットするアプリの性質は異なるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.