1人暮らしの学生と社会人、どんな部屋に住んでいるの?
首都圏で1人暮らしをしているビジネスパーソンはどのような部屋に住んでいるのだろうか。家賃については「6万円台」、間取りは「1K」という人が多かった。アットホーム調べ。
あなたはどのくらいの家賃を支払っていますか? 首都圏で1人暮らしをしているビジネスパーソン(18〜29歳)に聞いたところ「6万円台」(29.7%)と答えた人が最も多く、次いで「5万円台」(22.3%)、「7万円台」(19.2%)であることが、アットホームの調査で分かった。平均金額は6万6500円と、学生よりも7000円ほど高いという結果に。男女別に見てみると、男性の6万5600円に対し、女性は6万7500円。「学生と同様、女性の方が賃料の高い部屋に住んでいるが、学生の男女差が5000円を超えているのに対し、社会人はわずか2000円弱だった」(アットホーム)
住んでいる部屋の間取りを聞いたところ「1K」(46.0%)が断トツ。次いで「ワンルーム」(15.3%)、「1DK」(11.8%)、「2DK(1SLDKを含む)」(10.3%)と続いた。
インターネットによる調査で、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で1人暮らしをしている18〜29歳の学生とビジネスパーソン800人が回答した。調査期間は2009年11月14日から11月17日まで。
住まい探しで重視したこと
現在の住まい探しで重視したことは何だろうか。ビジネスパーソンに聞いたところ「家賃」(95.8%)がトップ。次いで「間取り・広さ」(82.8%)、「設備」(53.6%)、「日当たり・通風が良い」(44.8%)、「部屋の内装」(38.8%)と続いた。上位6項目までは学生と同じ結果だったが、トップ2の「家賃」と「間取り・広さ」の回答率が学生より5ポイント以上高かった。一方「設備」については、男性が学生より4.5ポイント、女性は同10.5ポイント低く「仕送りに頼らず自立した1人暮らしを実現するために、とりあえず家賃にこだわった様子がうかがえた」(アットホーム)としている。
ビジネスパーソンに「今後、住まい探しをする際に重視することは?」と聞いたところ、やはり「家賃」(83.8%)がトップ。しかし男女ともに10ポイント以上減少していることから、アットホームは「経済力を冷静に判断したのかもしれない」と見ている。
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