お酒のせいで仕事に影響がでたのは、どんな人たち?
二日酔いにならないために、どんな工夫をしている人が多いのだろうか。20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ、飲酒量や食事と一緒に飲むことを意識している人は多いが、お酒の種類や飲む方法を気にしている人は少ないようだ。
あなたの職場で、二日酔いの影響が出ているのはどんな人が多いですか? 高橋酒造の調査によると「男性の若手社員(入社2〜3年目)」(36.9%)が最も多く、次いで「男性の30代社員」(29.1%)、「男性の20代社員(入社4年以上)」「男性の40代)(いずれも23.4%)であることが分かった。この結果について「会社の『飲み会』が減少し、これまで先輩や上司から自然と学ぶことができたお酒の飲み方を知らない若手社員が増えている。また緊張感のなくなってくる2年目以降の20代や30代男性社員に、お酒の失敗が多くなっているのではないだろうか」(高橋酒造)としている。
二日酔いにならないために、どんな工夫をしているのだろうか。「飲む量を決めて飲む」(46.0%)と回答した人が最も多く、次いで「食事と一緒に飲む」(44.3%)、「ウコンなどを飲む」(21.7%)、「できるだけ1種類の酒を飲む」(16.0%)という結果に。飲食量や食事と一緒に飲むことを意識している人は多いが、お酒の種類や飲む方法を気にしている人は少ないようだ。
焼酎のイメージ
焼酎について、どのようなイメージを持っている人が多いのだろうか。週1回以上は飲酒するものの、普段焼酎を飲まないという人に聞いたところ「ニオイが苦手」(56.8%)と答えた人が最も多く、次いで「アルコールが強すぎる」(40.9%)と、焼酎に対して苦手意識を持っている人が多いようだ。
ところが米・芋・麦の3種類の焼酎を実際に飲んでもらったところ※、米と麦焼酎について「ニオイが苦手」と答えた人は11.4%にとどまった。また約6割の人は米焼酎は飲みやすいと回答していることから、「焼酎を苦手と思っている人でも『米焼酎』であれば、おいしく飲めるかもしれない」(高橋酒造)とした。
インターネットによる調査で、20〜30代のビジネスパーソン300人が回答した。調査期間は2月4日から2月6日まで。
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