職場の人とのお酒……いくら支払いますか?
どんな目的や期待で会社の人と飲みに行くのだろうか。部下の「仕事の悩みを聞きたい」という上司は24.7%だったが、上司に「仕事の悩みを相談したい」という部下は12.5%と、上司と部下の意識に違いがあるようだ。
「部下と飲みに行くけど、どのくらい(何割)支払えばいいのだろうか」。こんなことを考えたことがある上司も多いだろう。キリンホールディングスの調査によると、上司と部下が一緒に飲みに行った場合、支払い金額は上司が「5378円」、部下が「4307円」。比率にすると上司が56%、部下が44%支払っていることが分かった。
飲みに行くときの1回当たりの平均予算は、昨年よりも183円マイナスの4666円、頻度は月平均で1.7回。よく飲みに行く場所を聞いたところ、上司・部下ともに「チェーン店の居酒屋」が多く、女性は創作料理などのある「ダイニング居酒屋」が目立った。また部下とよく飲む場所は「お好み焼・もんじゃ」「カラオケボックス」の回答も目立ち、相手に合わせて店選びをしているようだ。
インターネットによる調査で、全国の20歳以上の男女1万2991人が回答した。調査期間は8月21日から8月26日まで。
どんな目的で飲みに行きますか?
どんな目的や期待で飲みに行くことが多いのだろうか。上司・部下とも「コミュニケーションをとりたい」がトップ。ただ「部下とコミュニケーションととりたい」は72.7%に対し、「上司とコミュニケーションをとりたい」と答えた部下は57.7%。また部下との飲み会では「仕事の悩みを聞きたい」が24.7%、「プライベートの悩みを聞きたい」が10.8%に対し、上司との飲み会では「仕事の悩みを相談したい」が12.5%、「プライベートの悩みを相談したい」は3.2%と、上司と部下に意識の違いがうかがえた。
一緒に飲みに行きたい上司と部下を有名人で言うと誰ですか? との質問に対し、男性の上司は所ジョージさん、明石家さんまさん、森田一義(タモリ)さん、女性の上司は黒木瞳さん、久本雅美さん、真矢みきさんがそれぞれ選ばれた。一方、男性の部下は小池徹平さん、木村拓哉さん、ウエンツ瑛士さん、女性の部下はベッキーさん、上戸彩さん、柳原加奈子さんとなった。
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