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このボクが、“日本一のニート”を目指すことができたワケちきりん×phaの「そんじゃーダラダラと」(2)(3/5 ページ)

決して正体を明かさないブロガー・ちきりんさんと、プログラマーでありながらニートを続けるphaさんの対談2回目。京都大学を卒業したphaさんは一旦就職するものの、ニートの道を選んだ。なぜ安定した生活を捨ててまで、ニートになろうと決めたのだろうか。

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ちきりん でもそれにしては、よく3年間も働いていましたよね。仕事に耐えられなかったらすぐに辞めてもおかしくないような気もしますが。

pha ほかに自分の生きていける道が見えなかったし、嫌だけど生きるためにはお金を稼がなくてはいけない。で、とりあえず会社にでも行くしかない、といった感じでした。とりあえず出社してボーッとしていればお金はもらえたので。そしてほかの道が見えたのはインターネットやプログラミングを本格的に始めてから。「ネットとプログラミングをしていれば、仕事をしなくても生きていけるな」と思ったんですよ。

 ちなみに、働き始めて3年目にはタイのバンコクにいました。働くのが嫌だったけれど、東南アジアのゆるい雰囲気が好きだし、バンコクでの仕事だったらなんとかやっていけるかなと思って行きました。でもそこでも仕事はほとんどなかったんですよね。

ちきりん なにそれー!? 仕事もないのにバンコクに事務所があるなんて。

pha とりあえずバンコクに事務所を作って、海外展開を考えていたようなんですよね。仕事がないというより、与えられた仕事ではなく自分で仕事を作り出す必要があった。でもこちらは自分で仕事を作り出すようなやる気はないし。なのでバンコクにいてもインターネットばかりしていましたね。

ちきりん バンコクで適当に働くという生活は面白くなかったのですか? インターネットをして給料をもらえて……楽しそう(笑)。


phaさんが通っていた京都大学

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