製品や部品・素材、製造装置、検査・試験装置など、国内外の2次電池関連メーカー・ベンダーが一堂に会する「第1回二次電池展〜バッテリージャパン〜」(以下、バッテリージャパン)が3月3日〜5日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。
バッテリージャパンに出展したのは、14カ国の約230企業・団体。主催するリードエグジビジョンジャパンによると、初回から世界最大規模の2次電池関連技術・製品展示会になったという。
バッテリージャパンのブース配置は「二次電池ゾーン」「製造装置ゾーン」「検査・試験・評価ゾーン」「部品・材料ゾーン」に分かれており、同じカテゴリーに属する製品や技術を短時間に見て回れるように配慮されている。
二次電池ゾーンにブースを構えていたのは、日立グループ、GSユアサグループ、IHI、出光興産、川崎重工業、古河電池など60を超える企業や団体(共同出展を含む)。多種多様な用途や目的に合わせて、形状や大きさ、容量などを最適化したリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、鉛蓄電池などを展示していた。
日立グループのブースでは、日立マクセル、日立ビークルエナジー、新神戸電機などが、汎用の18650型円筒形リチウムイオン電池やラミネート型リチウムイオン電池、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)用の円筒形/角形リチウムイオン電池、バックアップ電源用の長寿命角形リチウムイオン電池、円筒形リチウムイオンキャパシタ、電力貯蔵や風力発電の出力変動調整用に最適化した鉛蓄電池などを展示。
日立マクセルの18650型円筒形リチウムイオン電池(高容量ハイパワータイプ)。定格容量2250ミリアンペア時、最大電流6.0アンペアで、高容量化と高出力化を両立するとともに、ゼロ〜マイナス20度の低温領域での放電特性を向上させたという
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