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どういったタイプの人が、ニートに向いているのか:ちきりん×phaの「そんじゃーダラダラと」(4)(3/3 ページ)
決して正体を明かさない謎のブロガー・ちきりんさんと、日本一のニートを目指すphaさんの対談4回目。前回「ニートになる!」と宣言したちきりんさんだが、そもそもなぜニートになろうと思ったのだろうか。
pha 韓国ドラマを見て楽しんだり、自分で料理をしたり、そういう日常の生活を楽しむことができるのならニートに向いていますね。僕はゆっくりお風呂に入って、ゆっくり料理を作って、ゆっくりご飯を食べて、といった時間がものすごく大切なことだと思っている。仕事が忙しくて、そういう生活をないがしろにするのは本末転倒だと思っていますから。もしそういう日常の生活をあまり重視していなくて、仕事をしなければ毎日やることを思いつかない、という人だったらニートはお薦めしませんが、ちきりんさんは大丈夫だと思います。
ちきりん ありがとうございます。ニート……やっていけそうですかね?
pha 太鼓判を押します(笑)。
ちきりん いまは時間をお金で買っていることがたくさんあるんですよね。例えば忙しいので旅行もなかなか行けない。なので高い時期に高い旅館に泊まったりしている。でもニートになれば時間がたくさんあるので、旅行でも半額くらいで行けてしまう。ニートになればお金は少なくなるけど、時間はたくさんできる。うまくやりくりすれば、とても楽しい時間を過ごせるかなとも思っています。
→第5回へ続く。
ちきりんさんのプロフィール
関西出身。バブル最盛期に金融機関で働く。その後、米国の大学院への留学を経て現在は外資系企業に勤務。崩壊前のソビエト連邦などを含め、これまでに約50カ国を旅している。2005年春から“おちゃらけ社会派”と称してブログを開始。
→第5回へ続く。
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