三洋電機は3月8日、電池容量を抑えることで「低価格」「長寿命」「短充電時間」を実現したニッケル水素充電地「eneloop lite(エネループライト)」の単三形/単四形を6月22日に発売すると発表した。
エネループライトはニッケル水素充電地「eneloop(エネループ)」の姉妹品。電池容量をeneloopの半分(単三形)または7割程度(単四形)に抑えることで、価格を約3割引き下げ、繰り返し使用回数もエネループの1500回から2000回へと長寿命化した。充電時間も約半分(単三形の場合)へと短縮している。また重量も、エネループより約30%、同社製アルカリマンガン乾電池より約15%軽いため(いずれも単三形の場合)、電池を複数本入れる機器の総重量低減などにも寄与するとしている。
公称電圧は単三形、単四形ともに1.2ボルト。定格容量は単三形が950ミリアンペア/単四形が550ミリアンペア、重量は同約19グラム/約11グラム、価格は2本入りパックで同780円/640円。
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