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リッチ層が住んでいるのは「江ノ島電鉄線」、逆に資産を減らしたのは?(2/2 ページ)
リッチ層が最も多く住んでいるのは、どこの沿線なのだろうか。野村総合研究所の調査によると、「江ノ島電鉄線」がトップ、次いで「阪急甲陽線」であることが分かった。一方、金融資産を最も減らしたのはどこの沿線なのだろうか?
エリアの生活者像イメージ
エリア沿線別に見て、投資商品の購入方法に違いがあるのだろうか。資産減少幅が大きい路線の人は「銀行窓口」や「営業訪問」で購入しているケースが目立った。一方、資産水準の高いエリアは「ネット銀行」や「ネット証券」などを利用している人が多いようだ。
また投資の意思決定をする判断基準を聞いたところ、資産水準の高いエリアでは「商品内容」を重視しているのに対し、減少額の大きいところでは「販売主体(担当者、企業)」が目立った。
資産水準の高いエリアと資産減少額の大きいエリアの生活者像イメージ
| − | 資産水準の高い路線の沿線住民 | 資産減少額の大きい路線の沿線住民 |
|---|---|---|
| 年齢層 | 平均よりやや高い(50代が多い) | 平均よりかなり高い(高齢者が多い) |
| 学歴 | 比較的高学歴 | 多様な学歴構成 |
| 職業 | 第三次産業が多い | 第一次・第二次産業が多い |
| 投資チャネル | インターネット・証券会社窓口 | 銀行・証券会社・郵便局の訪問営業 |
| 投資判断基準 | 投資対象の中身や手数料・リターンなど | 知名度・評判や担当者アドバイスなど |
| 投資マインド(リーマンショック以降) | チャンスと見て継続的に投資活動を継続 | 損失も抱えており、投資マインドが冷え込む |
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