厚生労働省は3月31日、「毎月勤労統計調査」を発表、昨冬のボーナスの平均支給額(事業規模5人以上)は前年比9.3%減の38万258円となったことが分かった。冬のボーナスを支給した事業所の比率も70.6%と、前年の水準を2.7ポイント下回っている。
業種別に見ると、平均支給額が最も多かったのは「電気・ガス業」で81万8923円。以下、「複合サービス事業(協同組合など)」(63万1726円)、「金融・保険業」(62万211円)、「教育、学習支援業」(62万148円)、「情報通信業」(61万2631円)が続いた。
一方、平均支給額が最も少なかったのは「飲食店、宿泊業」で6万7402円。以下、「卸売・小売業」(27万7112円)、「サービス業」(31万5877円)が続いた。
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