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最も男女平等が進んでいる都道府県は「鳥取県」、では最も進んでいないのは?

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 東北大学グローバルCOEの研究グループは4月9日、都道府県別の男女平等度指標のランキングを発表した。ランキングは、「子育て」「女性の教育」「男女人口」「女性の労働参加」「女性の給与」「女性の政治参加」の6つの指標を都道府県別に収集。ノルウェー統計局が公表している男女平等度指数の推計手法にもとづいて求めたスコアを比較した。

最も男女平等が進んでいるのは「鳥取県」

 調査の結果、最もスコアが高かった(男女平等が進んでいる)都道府県は「鳥取県」で3.167ポイント。項目別に見ると「女性の労働参加」「女性の政治参加」の評価が高かった。2位は同スコア(3.083ポイント)で「長野県」「京都府」「岡山県」「香川県」が並んでいた。

 一方、最もスコアが低かった(男女平等が進んでいない)都道府県は「埼玉県」で1.750ポイント。項目別に見ると「男女人口」「女性の労働参加」「女性の給与」の評価が低かった。以下、「北海道」(1.917ポイント)、「鹿児島県」(2.000ポイント)、「青森県」(2.083ポイント)、「神奈川県」(2.083ポイント)、「宮崎県」(2.083ポイント)が続いた。

 同グループでは「九州地方では『九州男児』という言葉の通り、女性知事の熊本県を除き、平等度が下位の県が続いている。その一方、『カカア天下』と呼ばれる上州地方では必ずしも指標が高くないことも分かった」とコメントしている。


都道府県別の男女平等度指標マッピング(出典:東北大学)

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