仕事に役立つ検定・試験は何か? C-NEWS編集部の調べによると、「TOEIC」が最も多く58.0%、以下「日商簿記検定」(37.0%)、「ファイナンシャル・プランナー」(32.8%)、「中小企業診断士」(27.3%)、「実用英語技能検定(英検)」(26.0%)という結果となった。
また異性が取得していたら(高得点だったら)魅力的だと思う検定・試験を聞いたところ、男性の回答は「TOEIC」(27.5%)、「秘書検定」(15.5%)、「アロマテラピー検定」(14.0%)、女性の回答は「TOEIC」(48.5%)、「ファイナンシャル・プランナー」(26.5%)、「証券アナリスト」(21.5%)。男女ともにトップは「TOEIC」と、英語ができる異性を魅力的に感じている人が多いようだ。
インターネットによる調査で、1都3県に在住する20〜59歳の有職者(パート、アルバイト除く)400人(男女200ずつ)が回答した。調査日は11月15日。
実際に受験したことがあるのは「英検」がトップ
実際に受験したことがある検定・試験を尋ねたところ、「実用英語技能検定(英検)」が最も多く43.8%、次いで「TOEIC」(25.8%)、「日商簿記検定」(20.8%)、「日本漢字能力検定(漢検)」(11.8%)、「秘書検定」(8.8%)だった。
また検定・試験のためにどのような方法で勉強するのか? との質問には、「通信教育を利用する」がトップで45%。年代が高まるほど「通信教育を利用したい」という人が多く、50代では過半数が回答した。2位「試験対策本・CDなどを利用する」(43%)や3位「スクールに通う」(36%)と答えたのは、30代で目立った。また「ニンテンドーDSを利用する」という人は24%だった。
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