雪印コーヒーの定番とZERO2、どっちがおいしいんだ!?(2/2 ページ)
5月18日に発売された「雪印コーヒーZERO2」。砂糖ゼロ、脂肪ゼロ、カロリー47%オフという触れ込みのZERO2だが、肝心の味はどうなんだろう?
いやいや、原材料とか栄養面とかの違いよりも、肝心なのは味だ!
さっそく無印とZERO2を飲み比べてみようということで、知り合いの編集者12人に声を掛けてブラインドテストを行った。内訳は、Business Media誠編集部(男性3人、女性1人)、@IT編集部(男性3人、女性1人)、@IT MONOist編集部(男性1人、女性2人)、メディアマーケティング本部(女性1人)の12人(男性7人、女性5人)だ。
さて、色も香りもZERO2の方が濃い。そういえば、パッケージもZERO2の方が濃い茶色だ。いろいろなものがゼロなのだから、てっきりZERO2の方が色や香りが薄いものだと思い込んでいたが、出鼻をくじかれた格好だ。
肝心な味だが、素人判断でいえば、ZERO2の方がよりコーヒーっぽい味に仕上がっているし、甘味も強い。だけど、個人的においしいと思ったのは、いつも飲み慣れている無印のほうだった。
では、12人の編集者はどう思っただろうか。無印をおいしいと思ったのは8人(男性4人、女性4人)、ZERO2は4人(男性3人、女性1人)という結果に。もちろん、ZERO2がおいしくないということではない。ただ、テスターが40年以上のロングセラー商品である無印の味に慣れているだけだと思う。
事実、普段から雪印コーヒーを飲んでいる人ほど無印がおいしいと即断したし、あまり飲んだことがない人ほど回答を悩む傾向にあった。ZERO2を選んだ人は、「甘くておいしい」「コーヒーっぽい味でよい」という感想だったし、やはり世の中の傾向はゼロカロリー飲料が好まれつつあるのかもしれない。
ところで、実験して意外だったのだが、「ベタ甘だと思っていた雪印コーヒーが“薄味”だと感じるほど、ZERO2の味が濃い」ということだ。これは筆者以外にも、複数のテスターも同じ感想を述べていた。
読者の皆さんはZERO2にどのような感想を抱くのだろうか。
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