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左手にラケット、右手に5000万円の腕時計――全仏テニス覇者ナダル

RICHARD MILLE(リシャール・ミル)の腕に着け、全仏テニスを優勝したナダル。トゥールビヨン搭載モデル「RM027」の重さは、わずか20グラムだという。

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RM027
ラファエル・ナダル(出典:ブルズアイ コミュニケーションズ)

 スペイン・マヨルカ島出身の男子プロテニスプレーヤー、ラファエル・ナダルが2010年の全仏オープンで優勝した。全7試合を共にしたのは、ラケットだけでなくRICHARD MILLE(リシャールミル)の腕時計「RM027」だった。

 リシャールミルのRM027は、2010年のジュネーブサロン(SIHH)で発表されたトゥールビヨン機構搭載モデル。NECが開発したカーボンナノチューブを用い、重さ約13グラム(ストラップ込みで約20グラム)と超軽量かつ耐久性の高さで話題になった。

 最も高価で繊細な機構の1つとして有名なトゥールビヨンは、重力によって生まれる時刻の狂い(姿勢差)を克服するために発明された特殊な脱進器(エスケープメント)。アブラアム・ルイ・ブルゲが発明した。

 世界で50本限定(国内5本)のRM027の価格は、4935万円(予価)。手巻きトゥールビヨンムーブメントは、チタンとリタル合金※でできている。サイズは、48ミリ×39ミリ×11.85ミリ(縦×横×厚さ)。

リタル合金とは、アルミニウム、銅、マグネシウム、ジルコニウムを含んだリチウム合金のこと。F1カーや航空機、ロケット、人工衛星などに使われる
RM027
RICHARD MILLE RM027(出典:ブルズアイ コミュニケーションズ)

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