「ブレゲクロノグラフ 200年の歴史展」が開催
2010年6月5日から13日まで、『ブレゲクロノグラフ 200年の歴史展』が開催される。貴重なミュージアムコレクションのマスターピースなど、数々の逸品が特別展示される。
200を超えるともいわれる発明と開発により、「時計界のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とたたえられ、時計の進化を2世紀も早めたともうたわれる天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲ。彼によって1775年にパリに開設された時計工房は、スウォッチグループ傘下のもと、21世紀の現在も革新的で創造力衰えぬ時計を発表し続けている。
ブレゲの発明の中に、1820年に考案された「二重秒針時計」がある。高精度の時間測定が可能なこの機構は、非常に画期的なムーブメントで、現代の機械式時計に搭載されている“クロノグラフ”の先駆けでもある。初代ブレゲの発明から2世紀もの年月が流れ、その間にもブレゲの後継者は数々のクロノグラフウオッチを開発してきた。
このブレゲの偉業を振り返るべく、クロノグラフの歴史をさかのぼるイベント「ブレゲ クロノグラフ200年の歴史展」が開催される。本展では、クロノグラフ機構を備えた、貴重なミュージアムコレクションのマスターピースを含め、フランス海軍航空部隊のパイロットのために開発されたヴィンテージウオッチなど数々の逸品が特別展示される。
タイプXX(トゥエンティ)
1950年代にフランス政府からの依頼で、フランス海軍航空部隊のために製造されたパイロットウオッチ。当初、軍人のみが手にすることを許された「タイプXX」は各方面からの要望により、民間向けのクロノグラフウオッチとして登場した。現在では6世代目のモデル「タイプXXII(トゥエンティトゥ)」が登場している。
ステンレススチール製ケース。1954年。500個が軍に納品された。
BREGUET(ブレゲ)クロノグラフ200年の歴史展
開催期間:2010年6月5日(土)〜6月13日(日)
開催時間:11:00〜20:00(6月6日、13日は19:00閉館)
休館日:2010年6月8日(火)
場所:Cite du Temps Ginza(シテ・ドゥ・タン ギンザ)
東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター 14階
入場料:無料
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