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コラム

日本の“seifuku”を世界に――「なんちゃって制服」の殿堂、CONOMi物語(3/4 ページ)

日本のポップカルチャーを紹介するイベントでは、日本の学生の制服を思い思いにアレンジした「なんちゃって制服」に身を包む若者が増えている。なぜ、制服ファッションは海を越え、海外へと広まっているのだろうか。「なんちゃって制服」の殿堂、東京原宿の制服アイテム専門店「CONOMi」を取材して人気の秘密を探った。

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アジアンビート

組み合わせて楽しむファッションは日本独特?

 着物や浴衣という伝統的なファッションから、古着やハイ&ロースタイル、甘辛ミックススタイルなど日本のガールズファッションは古くから組み合わせて楽しむ独特のスタイルを持っている。

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 CONOMiでも2009年7月にパリ、10月にローマのROMICSでファッションショーを行った際、海外で初めてそのことを実感した。「“制服”が“制服”にとどまらないファッションスタイルになっている」ことに気付かされた。

 「決められたカテゴリーや規制の中でいかに自分なりに楽しむか」という制服ファッションは独自の進化を遂げ、海外の人の目から見ると、それはもうファッションの先端であると言っても過言ではないレベルまで至っているというのだ。

 欧州のみならずアジア圏からも、もちろん大人気である。タイでは普段着として着られるほど、人気雑誌で特集やイベントが組まれるほどの人気。最近では韓国でのファッションショーが大成功、中国からの問い合わせも多い。

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