社会のために役立つ行動をしたときの気持ち――世代によって違い
あなたは社会のために役立つと思われる行動をしたことがありますか? 具体的な方法を聞いたところ「電話やクリックによる募金」と「街頭での募金」と答えた人が多かった。電通調べ。
あなたは社会のために役立つと思われる行動をしたことがありますか? 具体的な方法を聞いたところ「電話やクリックによる募金」(41.4%)と「街頭での募金」(39.7%)と答えた人が多いことが、電通の調査で分かった。このほか「社会貢献に寄与する商品の購入」(20.4%)、「衣服や学習教材など、物品の寄付」(20.2%)、「地域における活動やNPOなどのボランティア」(15.4%)と続いた。
社会に役立つと思われる行動をしたい、と思うのはどのようなときだろうか。動機について聞いたところ「困っている人を助けたい」(41.7%)と答えた人が最も多く、次いで「社会のためになにか役に立ちたい」(38.9%)、「社会人として当然すべきこと、正しいことをしたい」(30.1%)という結果に。
社会のために役立つ行動をしたときの気持ち
社会のために役立つ行動をしたとき、どのような気持ちでしたか。この質問に対し、「困っている人が助かることがうれしい」(42.9%)と答えた人が最も多かった。以下「『ありがとう』の一言や、他人から感謝されることがうれしい」(36.6%)、「社会の役に立てることがうれしい」(29.7%)、「社会がよくなることがうれしい」(26.5%)と続いた。
年代別で見てみると、10代では「『ありがとう』の一言や、他人から感謝されることがうれしい」(48.0%)と答えた人が多く、一方50代では「困っている人が助かることがうれしい」(43.5%)が最も多かったが、「社会の役に立てることがうれしい」(41.1%)といった気持ちも目立った。
インターネットによる調査で、16〜55歳の男女1000人が回答した。調査時期は3月。
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