昭和シェル石油の太陽電池パネル製造販売子会社であるソーラーフロンティアは6月18日、太陽電池モジュールから周辺機器、施工一式までを1パッケージ化した住宅向け太陽電池商品「フロンティアパック2400」を発売した。価格は115万2000円。国の補助金を利用すると98万4000円、各自治体の補助金もさらに利用することもできる。
2.4キロワットのCIS太陽電池モジュール、パワーコンディショナー、接続箱、ケーブル、架台セットなどシステム一式と設置・施工工事一式を統一規格としてパッケージ商品化しており、1キロワット当たり50万円以下で販売できるようになった。同社では「購入者の投資回収期間は、従来の約3分の2に短縮される」とコメントしている。
また同社は、2010年7月出荷分から、国内で出荷する全太陽電池モジュールの出力保証期間を従来の10年間から20年間に変更すると発表した。出力保証期間20年は、現時点では国内メーカー最長となる。
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