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最新デザイナーズキッチン、ユーロクチーナ2010(2/3 ページ)
家具の見本市であるミラノサローネと、同じ会場で併催されていたのが「ユーロクチーナ」。いまや世界最大のキッチンの見本市だ。ここでは「実はこんなデザイナーがデザインしていた」そんなキッチンを紹介しよう。
アントニオ・チッテリオ
アルクリネアはアントニオ・チッテリオがアートディレクターを務めることで知られるブランド。写真は「軽快さ」を表現した新作。キャビネットは壁面にハンギングされ、足下が抜け浮遊感がある。手前のコンビネーションテーブルも、レッグがスチールのフレームで、軽やか。
カリム・ラシッド
折り紙をテーマにした多角的なキッチン。カリム・ラシッドらしい、数学的な科学的な発想も感じられる。ツキ板(薄くスライスした木材)を、面に沿って張ってあったが、その収まりが実に美しく、イタリアの技術あってこそのキッチンと痛感。
ルドヴィカ&ロベルト・パロンバ
バスルームやキッチンなど、「水まわりデザイン」で世界的に知られる2人。エルマーから発表したのは、ごくカジュアルでシンプルなフレーム型のキッチン。背後のグレーの鏡面塗装のウオールキャビネットと、手前のカジュアルなキッチンの対比が面白い。使う材料をできるだけ少なくする。そんなエコな視点からも考えられているという。
ピニンファリーナ
パオロ・ピニンファリーナがスナイデロから発表したのは流線型のキッチン。ピニンファリーナといえば、フェラーリなど車のデザインであまりにも有名。特殊な技術で金属の表情にも近い光沢のある塗装を施し、車のデザインから着想した
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