日本航空と全日空は何位? 航空会社の満足度調査
飛行機に乗ってみて、満足度が高かった航空会社はどこだろうか。昨年、飛行機を利用した人に聞いたところ、総合満足度で「シンガポール航空」がトップであることが分かった。リクルート調べ。
飛行機に乗ってみて、満足度が高かった航空会社はどこですか? 昨年、海外へ行くのに飛行機を利用した人に聞いたところ、総合満足度で「シンガポール航空」(4.46ポイント※)がトップであることが、リクルートの調査で分かった。次いで「エミレーツ航空」(4.21ポイント)、「エア タヒチ ヌイ」(4.20ポイント)と続いた。
「シンガポール航空」を高く評価した人からは「乗務員さんはいつも素敵な笑顔で対応してくれる。機材も新しく、食事も問題ない。数多くある航空会社の中でもお気に入りの1つ」(女性30代)といった声があった。また2位の「エミレーツ航空」については「ツアーで利用したのだが、エミレーツを利用したということが思い出の1つになるくらい、総合的に素晴らしかった」(女性20代)などの意見があった。
ちなみに日本の航空会社を見てみると、「全日空」(4.16ポイント)が4位にランクイン。会社更生手続き中の「日本航空」(3.94ポイント)は、昨年の6位から11位にダウンした。
「ハード」部門で改善が進んでいる
満足度を部門別に見てみると、航空機の機材・設備については「シンガポール航空」(4.33ポイント)がトップ、以下「エミレーツ航空」(4.29ポイント)、「ニュージーランド航空」(3.99ポイント)と続いた。全員に満足している理由を聞いたところ「機体の新しさ・きれいさ」(38.3%)を挙げる人が最も多く、このほか「座席の幅・快適さ」(34.0%)、「機内アメニティの充実度」(26.7%)という結果に。
また客室乗務員の接客サービスについても「シンガポール航空」(4.30ポイント)がトップ。このほか「ニュージーランド航空」(4.18ポイント)、「エア タヒチ ヌイ」(4.16ポイント)と続いた。
対象40社の平均満足度ポイントを見てみると、「航空機の機材・設備」「機内エンターテインメント」の設備投資に関わる部門で平均満足度が昨年よりも上がっているが、「客室乗務員の接客サービス」「機内食」部門では前回並み。いわゆる「ハード」部門で改善が進んでいるものの、「ソフト」部門が後退するという結果に。
インターネットによる調査で、昨年飛行機を使って海外に行った4751人が回答した。調査期間は5月21日から5月26日まで。
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