土用の丑の日に、ウナギを食べない理由
ウナギが好きな人はどのくらいいるのだろうか。15歳以上の人に聞いたところ、全体の78.3%は「ウナギが好き」と回答していることが分かった。インテージ調べ。
あなたはウナギが好きですか? 15歳以上の男女に聞いたところ、全体の78.3%が「ウナギが好き(どちらかといえば好きを含む)」と回答していることが、インテージの調査で分かった。男女・年代別で見てみると、男性はどの年代も8割以上が“ウナギ好き”で、年代が上がるほど多くなる傾向がうかがえた。
今年の夏の土用の丑の日(7月26日)に、ウナギを食べるという人はどのくらいいるのだろうか。「食べる(食べたいと思っているを含む)」という人は70.5%。一方「食べない(食べるつもりはない)」が23.3%。
ウナギが好きという人に、土用の丑の日にウナギを食べない理由を聞いたところ「値段が高い/高そうだから」(61.5%)と答えた人が最も多かった。「昨今の不況を受けてか、ウナギにはなかなか手が届かないと考えている人が少なくないようだ」(インテージ)。このほか「家族が好きではないから」(9.3%)、「カロリーが気になるから」「ウナギの旬は晩秋〜初冬だから」(いずれも6.9%)と続いた。また「安全性が疑わしいから/産地が信用できないから」と答えた人は4%にとどまり、一昨年来の産地偽装の影響は薄くなっているようだ。
外食でウナギにかける予算
土用の丑の日に「ウナギを食べる」と答えた人は、どこでウナギを食べるのだろうか。この質問に対し、「自宅(店舗などで購入して自宅で食べる/出前をとる」(76.8%)と答えた人が断トツ。次いで「ウナギ専門店」(17.9%)、「まだ決まっていない」(6.7%)、「ウナギ専門店以外の日本料理店」(4.0%)と続いた。
また、外食でうな重(丼)を食べる場合の予算を聞いたところ「1001円〜1500円」(25.3%)と答えた人が最も多かった。このほか「801円〜1000円」(17.8%)、「1501円〜2000円」(17.3%)だった。
インターネットによる調査で、15〜69歳の男女1200人が回答した。調査期間は6月29日から7月1日まで。
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