日本各地で記録的な猛暑となっている今年の夏。どのように暑さ対策をしている人が多いのだろうか。
ハイアス・アンド・カンパニーの調査によると、「夏に家の造りで気になることは?」と尋ねたところ、トップは「熱がこもること」で53%。以下、「湿気が多いこと」が46%、「風通しが悪いこと」が40%、「日当たりが良すぎること」が23%、「快適で不満なし」が10%、「夏型結露を起こしてしまうこと」が6%で続いた。
どんな暑さ対策をしているのだろうか。「家の中が暑い時、どのように涼みますか?」と聞くと、最も多かったのは「エアコン」で73%。以下、「窓を開ける」が70%、「扇風機」が64%、「シャワーを浴びる」が24%、「アイスを食べる」が22%で続いた。中には「風鈴」という人も4%いるようだ。
暑い中、家に帰ってきた時はすぐに涼みたいものだが、「ちょっとした外出時などにクーラーや扇風機などはどうしますか?」と尋ねると、「止める(止める+止めることが多い)」が90%を占めた。ハイアス・アンド・カンパニーでは「エコが叫ばれてることもあり、外出時にクーラーを付けっぱなしにしない、という意識は高いようだ」とコメントしている。
「寝る前、クーラーや扇風機のタイマーはどれくらいの時間が経ったら消えるように設定しますか?」と聞くと、最も多かったのは「1時間以上〜2時間未満」で24%。以下、「4時間以上〜朝まで付けたまま」が18%、「2時間以上〜3時間未満」が17%、「止める」が14%、「30分以上〜1時間未満」が12%、「3時間以上〜4時間未満」が12%で続いた。
ハイアス・アンド・カンパニー運営サイト「二世帯住宅大作戦」「住宅ローン大作戦」「土地活用大作戦」上でのアンケートで、対象は10〜70代男女1977人。調査期間は7月8日から20日。
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