本音だけでなく、建前も大事なのが大人の社会。職場で本音で他人と接している人はどのくらいいるのだろうか。
アイシェアの調査によると、仕事をしている人に「現在の仕事にやりがいを感じていますか?」と尋ねたところ、「感じている(とても感じている+どちらかというと感じている)」は61.8%と、「感じていない(まったく感じていない+どちらかというと感じていない)」の38.2%を上回った。男女別に見ると、「感じている」の割合は男性(56.7%)より女性(69.7%)の方が高いようだ。
「職場で笑うときは本気(本心)で笑っていますか?」と聞くと、「本気で笑っている(いつも本気笑い+本気笑いが多い)」が56.7%、「作り笑いをしている(いつも作り笑い+作り笑いが多い)」が36.6%、「笑うことはない」が6.7%だった。仕事にやりがいを感じている人で「本気で笑っている」と答えた人は71.0%だったが、仕事にやりがいを感じていない人では33.6%にとどまった。
作り笑いをしている人に最近あった職場での作り笑いエピソードを尋ねると、「上司のギャグに作り笑い」「上司の自虐ネタで、まったくその通りだけど作り笑いで否定した」など、上司の笑えない話に作り笑いで答えたというケースが複数挙がった。
インターネットによる調査で、対象は20〜40代男女471人(男性56.9%、女性43.1%)。調査期間は7月30日から8月4日。
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