ギャランフォルティスが燃費改善でエコカー減税(50%軽減)に適合
三菱自動車は、ギャランフォルティスとギャランフォルティススポーツバックを一部改良した。1.8リットルエンジン搭載の4WD車は、燃費改善によりエコカー減税(50%軽減)に適合する。
三菱自動車は、ギャランフォルティスとギャランフォルティススポーツバックを一部改良した。1.8リットルエンジン搭載の4WD車は、燃費改善によりエコカー減税(50%軽減)に適合する。
今回の改良により、全グレードで「アクティブスタビリティコントロール(ASC)」を標準装備となった。これは、滑りやすい路面や急なハンドル操作時にも車体を安定させる技術。また、緊急ブレーキ時に、より大きなブレーキ力が得られるブレーキアシスト機構も改良された。
1.8リットルエンジン搭載車の燃費改善は、エンジン内部の摺動(しゅうどう)抵抗の低減や、2WD車で採用済みの電動パワーステアリングの全グレード採用を実施した。これにより、10・15モード走行燃料消費率でガソリン1リットル当たり1.0〜1.2キロの改善が見られたという(ギャランフォルティスの2WD車で15.2キロ、4WD車で15.0キロ、ギャランフォルティススポーツバックは2WD車、4WD車ともに15.0キロ)。
エクステリアでは、「SPORT」と「RALLIART」グレードでサイドエアダムの形状を変更。大型化により空力性能の向上を図り、精悍さを増したという。インテリアではシフトノブのデザイン変更や、「EXCEED」「TOURING」グレードで燃費によい運転状態を示すECOランプを追加した。
ギャランフォルティスのサイズは、4570×1760×1490ミリ(全長×全幅×全高)、車両重量は1330〜1530キロ。ギャランフォルティススポーツバックのサイズは、4585×1760×1515ミリ、車両重量は1370〜1580キロ。乗車定員はどちらも5人。
1.8リットル4気筒DOHCエンジンの最高出力は102キロワット(139馬力)/6000rpm、最大トルクは172ニュートンメートル/4200rpmとなっている。価格は、ギャランフォルティスが179万6000円〜299万3000円、ギャランフォルティススポーツバックが193万2000円〜302万4000円。
関連記事
- 「クルマ・バイク」インデックス
- カッコいいルックスと使いやすいサイズ感――三菱RVR
8年ぶりに復活した三菱RVR。クロスオーバーが続々登場している中で、“元祖”となる3代目RVRは乗用車とSUVとのクロスオーバーになった。先代とキャラクターに違いがあっても、違和感は見当たらない。 - ピックアップトラック「トライトン」がお色直し――三菱
国内自動車メーカーから唯一新車で購入できる三菱自動車のピックアップトラック「トライトン」が、内外装の一部変更とエンジン出力の向上を行った。 - デジタル時代に知ってほしい、シートベルトの大切さ
おなじみのシートベルト。その実用化と普及に大きな役割を果たした自動車メーカーがボルボである。1960年代以降、シートベルトの装着により救われた命は100万人以上といわれている。 - 三菱自動車、電気自動車「i-MiEV」を実質284万円に値下げ――個人向けにも販売開始
- 光岡自動車、i-MiEVベースの改造EV「雷駆」を開発――5月下旬から予約受付開始
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.