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あなたは賛成しますか? 国が運営する新聞社にちきりん×赤木智弘の“ちゃかす”が正義(2)(3/3 ページ)

全10回でお送りする、匿名ブロガー・ちきりんさんと、フリーライター・赤木智弘さんの対談連載2回目。今回は「国が新聞社を運営することについてどう思うか」などを語り合った。

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メディアが交わるための方法論


「当たり前」をひっぱたく』(河出書房新社)

赤木:わたしは「メディアは先鋭化しないほうがいい」と思っています。先鋭化してしまうと、先鋭化した考え方だけにこだわってしまうから。結局、浅いところで止まってしまう危険性がある。なので土台としては大きなモノを持ちつつ、他のメディアと交わる必要がある。そしてそこから先鋭化したメディアが生まれてくるのがいいのではないでしょうか。

ちきりん:違うセグメントが交わるべきという点は、わたしも賛成です。ですが先鋭化したほうが、むしろ交わると思うんですよ。

 つまり、交わるための方法論として、「先鋭化しろ」といった考えです。私企業である限り、新聞社も利益を追求しなければいけません。ヨレヨレの新聞社があまり読んでくれない世代の人のことを考えて、一生懸命記事を書くとは思えないですし。

 →続く

ちきりんさんのプロフィール

兵庫県出身。バブル最盛期に証券会社で働く。米国の大学院への留学を経て外資系企業に勤務。2010年秋に退職し“働かない人生”を謳歌中。崩壊前のソビエト連邦など、これまでに約50カ国を旅している。2005年春から“おちゃらけ社会派”と称してブログを開始。Twitterアカウントは「@InsideCHIKIRIN

 →Chikirinの日記


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