調査リポート
ブランドの成長力、日本トップは「東京ディズニーランド」
電通ヤング・アンド・ルビカムは、「ブランド成長力ランキング2010」を発表、日本での企業・製品ブランドの成長力トップは「東京ディズニーランド」であることが分かった。
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電通ヤング・アンド・ルビカムは9月9日、「ブランド成長力ランキング2010」を発表、日本での企業・製品ブランドの成長力トップは「東京ディズニーランド」であることが分かった。
この調査は日本の18〜69歳の男女2644人を対象に、1320ブランドについて56項目からなる質問に回答してもらい、ブランドの革新性、差別性、創造性、個性、顧客にとっての重要度などの評価をもとに「ブランドの成長力」を得点化したもの。
2位以下は、2位「東京ディズニーシー」、3位「スタジオジブリ」、4位「ディズニー」、5位「iPod」、6位「Wii Fit」、7位「Wii」、8位「イケア」、9位「ユニクロ」、10位「ユニバーサル・スタジオ」が続いた。上位25位のブランドで、2007年と比べて最もスコアが伸びた割合が大きかったのは「イケア」で88%増、最も減少した割合が大きかったのは「東急ハンズ」で23%減だった。
主要国で2008〜2010年に実施されたブランド成長力ランキングのトップを見ると、米国は「ピクサー」、英国は「Wii」、イタリアは「イケア」、ドイツは「グーグル」、フランスは「イケア」、中国は「CCTV(テレビ局)」だった。トップ10を見ると、英国やドイツなどではほとんどがグローバルブランドだが、中国はローカルブランドの強さが目立っている。
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