幸せ度が高い人と低い人、どのような違いがあるの?
現在の“幸せ度意識”を100点満点で採点すると、何点ですか? 20代以上のビジネスパーソンに聞いたところ、全体の平均は65.1点だった。東北大学調べ。
現在の“幸せ度意識”を100点満点で採点すると、何点ですか? 20代以上のビジネスパーソンに聞いたところ、全体の平均は65.1点であることが、東北大学の調査で分かった。男女年代別に見てみると、50代女性(70.9点)が最も高く、逆に20代男性(58.4点)が最も低かった。「男性(63.6点)よりも女性(66.7点)が、若者よりも年長者の方が幸せを実感しやすい傾向にあるようだ」(東北大学)
自分の幸せ度を判断するときに重視することを聞いたところ「経済的な余裕」(71.3%)と答えた人が最も多かった。次いで「健康状態」(67.0%)、「家族の状態や家族との関係」(65.0%)、「仕事の充実度」(51.6%)と続いた。これを幸せ度の自己採点別に見てみると、幸せ度が80〜100点という層では「家族の状態や家族との関係」(74.8%)や「健康状態」(74.2%)が高かったが、「経済的な余裕」(61.2%)は低め。一方、幸せ度が59点以下の層では「経済的な余裕」(80.4%)が最も高く、「家族の状態や家族との関係」(47.8%)は低いという結果に。
幸せを感じるのはどのようなとき?
幸せを感じるのはどのようなときが多いのだろうか。この質問に対し、「仕事がうまくいったとき」(45.4%)と答えた人が最も多かった。次いで「旅行に出かけたとき」(43.2%)、「趣味やスポーツなどに没頭しているとき」(42.1%)、「家族と過ごしているとき」(40.7%)と続いた。
これを幸せ度別に見てみると、幸せ度が高い人ほど「旅行に出かけるとき」「家族と過ごしているとき」「恋人や配偶者と一緒にいるとき」と答えた人が多かった。また男女別に見てみると、女性は「旅行に出かけたとき」(女性49.6%、男性36.8%)、「友だちと一緒にいるとき」(女性36.4%、男性20.0%)、「おしゃれをしているとき」(女性27.4%、男性7.0%)に幸せを感じる傾向が男性より高くなっている。
インターネットによる調査で、20〜60代のビジネスパーソン1000人が回答した。調査期間は7月12日から7月14日まで。
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