「いい転職」とは? 転職経験者と未経験者で違い
あなたにとって「いい転職」とは何ですか? 22〜39歳のビジネスパーソンに聞いたところ、転職経験者と未経験者の間で考え方に違いがあることが分かった。DODA調べ。
あなたにとって「いい転職」とは何ですか? 転職経験者に聞いたところ「良い同僚・上司に出会える」(85%)と答えた人が最も多いことが、インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」の調査で分かった。回答者からは「優秀な上司に出会い、その人に必要とされること」「良い同僚に出会い、お互いに良い刺激を与えられること」といったコメントが多く、「一緒に働きたいと感じる相手から自分も求められることが、『いい転職』だと感じていることがうかがえた」(DODA)
このほか「将来の目標に近づける」(72%)、「転職先とwin-winな関係」(65%)、「キャリアアップできる」(51%)と続いた。この結果について「長期的にその会社で働くことを見据え、転職先の企業や人と良い関係を築けていることが、『いい転職』と考える傾向にあることが分かった」(DODA)としている。
転職未経験者にとっての「いい転職」
一方、転職したことがない人にとって「いい転職」をどのように考えているのだろうか。「自身のスキルが活かせる」(68%)と答えた人が最も多く、次いで「プライベートが充実する」(67%)、「職場環境が改善される」(58%)、「給与・待遇がアップする」(57%)と給与アップや就業環境の改善といった項目が目立った。
回答者からは「培ってきたスキル・経験を生かして、今よりも良い条件の会社へ転職する」ことが「いい転職」だと感じている人が多い。「転職未経験者は、現状改善や転職後すぐに得られるメリットを重視する傾向にあるようだ」(DODA)
インターネットによる調査で、関東・関西・東海エリアに在住する22〜39歳のビジネスパーソン1000人(うち転職未経験者417人)が回答した。調査期間は9月16日から9月18日まで。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
正社員の平均給与は32万円――どの業界で働けばたくさんもらえるの?
あなたの企業はどのような諸手当を支給していますか? この質問に対し「通勤手当」と答えた企業が最も多く、次いで「役付手当」「家族手当、扶養手当、育児支援手当」と続いた。厚生労働省調べ。
ひょっとして……“バブル組”に苦しめられていませんか?
昔に比べ「管理職の力が強くなってきた」と感じたことはないだろうか。部下の採用、配置転換、リストラなど……いろいろなところで強権を振るい始めている。しかしこうした動きに対し、「危険な兆候」と懸念する声も出始めている。それは……?
ここでは働きたくないなあ……と大学生が思う業界
あなたはどこの業界で働きたいですか? 2011年3月卒業予定の大学生に聞いたところ「商社」がトップ、次いで「銀行」「食品」と続いた。日経HR調べ。
