検索
ニュース

アートだけじゃない、デザインの六本木へ:秋の東京デザイン祭り(3/3 ページ)

春に行われている「六本木アートナイト」や各美術館の連携イベントとともに、“アートの六本木”というイメージが徐々に浸透してきた六本木。東京デザインウィークの期間中、今度は「デザイン」に特化し、盛りだくさんのイベントが開催される。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
エキサイトイズム
前のページへ |       

 アクシスビルでは、リビング・モティーフも要チェック。こちらは10月16日から「トロフィー」を題材とした異色の展覧会を開催している。アクリルメーカーであるAIR FRAMEの高い技術を生かし、5組のデザイナーが、アクリルの持つ魅力を最大限に引き出す「トロフィー」をデザインするという企画だ。アクリルを主体とすることを唯一の制約として、それぞれ1メートルほどの高さのオリジナル「大トロフィー」が並ぶというからおもしろい。 参加デザイナーはプロダクト、グラフィック、ファッション、アクセサリーとバラエティーに富んだラインアップ。会期中、展示する5体のトロフィーを含む、AIR FRAMEのオリジナル商品、トロフィー展限定商品の販売も予定している。

 「トロフィーの語源『戦利品』に、興味を引いた。『戦利品』から連想したのが『林檎』だった。宗教や神話のなかにたびたび登場する『林檎』は、覚醒、叡智、不死を欲する人間たちが、それを得るために食べた果実だった。天から奪い取った『林檎』が、トロフィーの根源的象徴だと、わたしは感じてしまった。」(アラキミドリ氏)

エキサイトイズム
アラキミドリ 262万5000円

 「共有できるトロフィーをコンセプトにデザインしました。トップに立つのはただ1人ですが、そこに至るまでにはたくさんの人が支えています。グラス型のスノードームを封入したトロフィーは、かかわったすべての人数分、シャンパンタワーのように重ね、そこにかかわったすべての人が手にし、記憶だけではなく物として残すことができれば素敵だと思います。」(e.m.)

エキサイトイズム
e.m. 105万円

 「トロフィーとはその人の、ある時点での業績を讃えて贈られるものですが、これは“変化し続ける未来”を讃える光のトロフィーです。ミントデザインズのオリジナルパターン、“ZIG-ZAG”柄がマルチカラーで配置されています。角度によって色や柄が変化し、見るたびに異なる“光”を感じてもらえます。」(ミントデザインズ)

エキサイトイズム
ミントデザインズ 210万円

「大トロフィー」展 リビング・モティーフ

10月16日(土)〜11月7日(日)

参加デザイナー:アラキミドリ、&design、e.m.(イー・エム)、酒井俊彦(サカイデザインアソシエイツ)、ミントデザインズ


前のページへ |       

Copyright (C) 1997-2014 Excite Japan Co.,Ltd. All Rights Reserved.

ページトップに戻る