検索
ニュース

“就職難民”を救う動きが広がっている(3/3 ページ)

文部科学省と厚生労働省の調査によると、来春卒業予定の大学生の就職内定率は6割を切った。このままでは働けない大卒者が増える見込みだが、その一方で既卒者を救う動きが広がっている。その動きとは……。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       


(出典:日本経団連)

 働くことができない既卒者を支援する動きが出ている一方で、厳しいデータも出ている。日本経団連が行った調査によると(関連リンク)、2011年卒の採用活動において、既卒者の応募を「受け付ける予定がある」企業は39.3%に対し、「受け付ける予定がない」が58.8%。その理由として「新卒者で充足している」を挙げる企業が多い。

 現在大学3年生の就活が本格的にスタートしたが、景気悪化懸念の影響を受け「昨年より厳しくなるのでは」という見方が強い。大学生の“就職難民”が増えかねない状況だが、官と民が知恵を出し合い、1人でも多くの人が働ける環境作りが必要ではないだろうか。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る