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調査リポート

年末年始に旅行する人、4年ぶりに増加する見通し――JTB調査(1/2 ページ)

JTBが発表した「年末年始の旅行動向の見通し」によると、年末年始(2010年12月23日〜2011年1月3日)の12日間に1泊以上の旅行に出かける人は、前年比0.7%増の2934万6000人と、4年ぶりに増加するようだ。

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 JTBは12月2日、「年末年始の旅行動向の見通し」を発表、2010年12月23日〜2011年1月3日の12日間に1泊以上の旅行に出かける人は、前年比0.7%増の2934万6000人と、4年ぶりに増加すると予測した。

 国内旅行者は前年比0.6%増の2876万4000人だが、海外旅行者は同3.4%増の58万2000人と大幅に増加すると見込んでいるようだ。


年末年始の旅行動向の見通し(出典:JTB)

 旅行先を見ると、韓国が前年比6.9%増の108万人と目立っているほか※、香港が同25.0%増の40万人、台湾が同17.1%増の41万人、シンガポールが同28.6%増の18万人、欧州が同6.3%増の68万人と好調。一方、外交関係が悪化している中国は同33.0%減の59万人と大幅に落ち込む見通しだ。

※調査を行った11月4日〜16日は北朝鮮と韓国との国境で起こった砲撃戦(11月23日)の前である。

 JTBでは「海外旅行は短い休みの影響を受けるものの、昨年以来の円高基調と、羽田空港の国際化によって座席供給の増えるアジア方面や、欧州方面を中心に増加が見込まれる」とコメントしている。


年末年始海外旅行人数推計(出典:JTB)
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