検索
コラム

OJTが本当に必要なのは、新入社員ではなく管理職(2/2 ページ)

OJTというと新入社員教育を瞬間的に思いつくほど、新人とセットのようになっている手法である。しかし、OJTは決して新入社員の教育のためだけにある手法ではなく、むしろ管理職の教育にこそ必要な手法だと筆者は説く。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
INSIGHT NOW!
前のページへ |       

管理職の育成にこそOJTが必要

 新入社員の育成に熱心になるのは、今まで学生だったという立場と給料をもらってビジネスをするという立場の違いが明確で、会社や商売の知識がないことがはっきりしているからでしょう。しかし、管理職も、指示命令系統における違う立場、経営資源を預かる立場になるわけで、メンバーとはステージが異なるわけですし、管理・マネジメントの知識や視点がないことがたいていの場合ははっきりしているので、同じようにその育成に注力しなければなりません。

 やるべきことはメンバーの延長線上にあって、ちょっと給料が高くて肩書きがついているだけという位置付けにされている会社には必要ないでしょうが、管理職らしい機能の発揮を期待するのなら、その育成にはOJTの手法を用いて、計画的に臨まなければなりません。(川口雅裕)

 →川口雅裕氏のバックナンバー

関連キーワード

OJT | 管理職 | 新入社員


前のページへ |       

Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.

ページトップに戻る