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行動の優先順位はどう決めるべきか――スター社員の仕事術(3/3 ページ)

目の前の緊急なことに追われて1日が過ぎていき、長い目で見て本当に重要なことに手が付けられないという経験は誰しもしたことがあるでしょう。『7つの習慣』でも取り上げられているフレームで、行動の優先順位を見直してみましょう。

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前の晩に次の日の予定を確認する

 あるトレーナーから教えてもらいました。「当日の朝、会社の席についてから、その日のスケジュールを確認するようでは遅いんだよ。できる人は、前の晩のうちにスケジュールを確認して、1日の流れをイメージしておくものだ」と。

 会議があれば、そこではどんな議題を話し合い、自分はどんな意見を持って臨むのか。その後、顧客訪問なのであれば、いつごろどんな資料を持って何時ころに出かけるのか。訪問先では、どんな感じでやりとりをし、どういう落としどころでその場を辞することになるのか。

 翌日の1日をことごとくイメージし、必要な資料などの準備に怠りがないかなども、再確認する。スケジュールに不備が見つかれば(移動時間が少なすぎたとか)ただちに関係者と調整する。スケジュールをイメージした後には、明日取り組まなくてはならないであろう自分の課題について、ざっと頭の中で考えてみる。

 前の晩にこれだけのイメージを完全に持っていれば、翌朝の出だしは最初からエンジン全開の仕事ぶりとなるということです。行き当たりバッタリで、がむしゃらに仕事をすることが一番よくありません。

 「きちんとスケジューリングして、確実に実行していく」。これが、将来の成功イメージに近付くための一番の方法です。(今野誠一)

 →今野誠一氏のバックナンバー

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