20〜30代のビジネスパーソンに聞く、将来に不安を感じていますか
自分の将来に不安を感じている人はどのくらいいるのだろうか。20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ、8割が“不安に感じている”と答えた。ライフネット生命保険調べ。
あなたは将来に不安を感じていますか? 20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「あてはまる」と答えたのは、男性の20代前半で20.0%、20代後半で46.0%、30代前半で45.0%、30代後半で45.0%であることが、ライフネット生命保険の調査で分かった。女性では20代前半で42.0%、20代後半で42.3%、30代前半で36.1%、30代後半で40.4%という結果に。
また「あてはまる」と「ややあてはまる」を合計すると、男性は82.0%、女性は82.8%となり、ビジネスパーソンの多くが将来に不安を感じていることが明らかになった。
さらに「勤務先で重要なポジションに就いたり、給与をアップさせたい」という人は64.4%。ただ男女別で見ると、男性70.6%に対し、女性は58.2%にとどまった。出世や給与アップを意識している人が多いものの、「家族や友人との時間、趣味の時間の確保を仕事より優先したい」という人は69.3%に達した。
朝活派は41.2%
現在、朝活を行っている人はどのくらいいるのだろうか。何らかの朝活を行っている“朝活派”は41.2%。男女別で見ると、男性46.4%に対し、女性は36.0%と、男性が女性よりも10.4ポイント高い。また役職別に見ると、「管理職」の朝活派が55.0%なのに対し、「一般社員」では37.9%と、17.1ポイント差が見られた。さらに年収「600万円以上」の朝活派は57.7%、「600万円未満」は39.6%。勤務先での役職や年収によって、朝活状況に差が出た。
インターネットによる調査で、20〜30代のビジネスパーソン1000人が回答した。調査期間は2010年11月19日から11月30日まで。
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